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桜を追う旅(13)やっと会えた!

旅行

桜を追う旅(13)やっと会えた!

桜を追う旅(13)やっと会えた!


 前夜、職務質問を受けたにもかかわらず、ぐっすりと眠って、朝7時には行動開始。駐車場にはまだ他の車の姿は見えない。

「夏井の千本桜」を目指す。ナビでは見つけられなかったので、「JR夏井駅」をセット。意外と早く着いたが、これは早過ぎた。時間ではなく、桜の状態だ。つぼみの先端が少し白くなっているだけだ。川沿いに確かにずっと桜の木が続いている。満開の時は見応えがあるだろう。 そしてまた滝桜へと向かう。

 前日の滝桜は逆光だったから、順光の様子を見たい、と思って滝桜に向かった。着いたのは午前8時頃だったが、すでに駐車場は8割ほどが駐まっている。

 この桜は朝日が似合う。多くの観光客が並んで写真を撮っていた。

「滝桜」という命名は滝が流れ落ちるような姿から付いた名前だろうと思っていたが、このあたりの地名が「滝」というのでそこから来たのかもしれない。

管理室にいる男性の話を聞いた。
「どちらが先かというのは不明です。千年前に滝という地名があったかどうかも不明ですし、逆にこの桜から滝という地名が付いたのかもしれません。」ということだった。

なるほど。シーズン中にどれくらいの人が来るのかと聞くと、昨年は30万人だったらしい。たった1本の桜に30万人である。北海道松前町の桜は1万2千本で同じ30万人である。

道を外れて別の春に会う


 また、その男性の話によるとインターネットでの投票によると、この滝桜が人気ナンバーワンということだった。確かにそうかもしれないと思える。私も桜の正面の小高い場所から1時間はゆっくりと眺めることができた。会いたかった桜に会えたという満足感にひたることができた。

 この地方は同じような紅枝垂れが数多くある。事前の知識なしに地方の道路を走って、「地蔵桜」「合戦枝垂れ桜」など拾い物の花に会った。いずれも多くのカメラマンが列をなしていた。たまたま走って出会えるのは、高速道ではあり得ない。国道を外れて走るから出会える楽しみである。もっとも、昨日みたいに時には通行止めもあるかも知れないが・・・。

 私が北海道に渡ってずっと言い続けてきたことだが、北海道に足りない物は「レンゲ・菜の花・桜吹雪」である。そんな私がこの旅行で初めてレンゲに会った。

 レンゲを身近に見ることができる人はよくお分かりだと思うが、レンゲと桜はなかなか一緒には見ることができない。レンゲの方がかなり早いからだ。

これも福島市に向かう道で看板を見つけた「駒桜」という1本に会うために向かう歩道の脇で見つけたものである。ただ、もうほとんど終わりかけていたので、畑全体で数輪しかなかったが、嬉しい発見であった。またどこかで出会える予感を与えてくれた。

ウグイス、ひばりの鳴き声もいい。


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